品番:09-23 
品名:VCD 渠家大院「山西商人」
時間:40分10秒
価格¥700「税込」在庫2
※山西音像出版社発行
言語は中国語

 「山西商人」とは

※山西省に広がる晋中平原には、明・清の時代(1368〜1911年)に栄えた山西商人(晋商)たちの旧宅が点在している。邸宅の精巧な建築美からは、かつて隆盛を極めた山西商人の繁栄ぶりがしのばれる。山西は古くから鉄の産地として知られ,五代以降商人の勢力が形成されはじめたが,最も活躍したのは明清時代である。明代には北辺防衛の糧餉を確保するため開中法を施行したが,地の利を得ていた山西商人は米穀商と塩商をかねて巨利を得た。さらにその資金をもとに金融業にも進出し,活動範囲を全国に拡げ,新安商人とともに経済界を支配した。明代には塩商を典型とする政商として利益を得ていたが,清代には票号(為替)・銭舗(両替)・炉房(貨幣銭造)・当舖(質屋)の経営など金融業を主とし,その富で官界に影響力をもち,土地に対しても積極的に投資した。山西商人は徒弟制度を通じて同郷性を固守し,組合組織を固め祭祀や取引を共同にして,各地に山西会館を建てて活動の根拠地とした。他の地域の商人らが扱わない西北地方、モンゴルとの交易や、ロシア・日本・東南アジアなどの諸外国との取り引きも手がけた、19世紀後半には全国の為替業務をほとんど独占するほどであったが,新式銀行の発達や国際経済の中国浸透とともに衰退した 、彼らが残した旧宅は現在、観光スポットとして改めて脚光を浴びている。

VCD 渠家大院(チュイチャーダユエン)

渠家大院は清代の著名な商業金融資本家渠本翹の邸宅。渠氏家族は中国のテレビ連続ドラマ「昌晋源票号」の題材ともなった。祁縣城内に十数件の大院、千以上の家屋を持ち、「渠半城」と称された。渠家大院は清乾隆年間に建築が始まる。中国でも珍しい五進式穿堂院で、総建築面積は23628平方メートル、8の大院、19の小院と240間の部屋に分けられており、その設計の巧妙さ、作りの良さから「民居瑰宝」と讃えられている。
 

内容は合計40分10秒で、中国語字幕は有りません、中国語の学習にピッタリですが、上級編