品名:百年老檀香「棒香」
品番:KOU-28
サイズ:約28.5cmX約200本
価格:¥3.800「税込」
    
【百年老檀香】
“樹を育てるに十年、人を育てるに百年” とよく言われるが、いくつかの樹木の種類によっては、百年を超える年月育まれ、やっと上質な材料となる。白檀はこの類の貴重な樹木であり、それは、二、三十年物が幼、三、五十年物は新、七、八十年物は老と呼ばれる。そして百年を超える白檀の木だけが白檀における極品と称えられます。このことから、この百年老檀を用いて作られ、名香となったものがお香の中の極品なのです。白檀を使った人ならご存知のように、白檀の香りは柔らかく、軽からず、優雅にして、淡くない、悠遠にして、刺激がなく、よく持ち、乾燥しすぎない。鍛錬する者が之を用いれば、心穏やかに気を鎮め、気を得るに益となり、経を唱うる者が用いれば、神経集中、気が定まり、仏にこころ通じ、神に礼を尽くす。自宅で之を用いれば、不運を避け、瘴気を除き、香気四方に広がる。仏を礼拝する者、之を用いれば、こころ仏に相通じ、神仏に至る。
 この百年老檀は香りの中にも特徴のある逸品。この香を用いれば、あたかも一人の高齢な智者と相対し座するが如く、大変奥が深い。清らかで透き通った、絶えざる渓流の甘水の如し、また、山嶺に積もりたる雪の如くその純粋できめ細やかはいささかの混じりけなし。更には枯木が春を迎え、伸ばした若枝の如く、汝の気持ちも釈然、朗らか、一切の俗世の穢れ、雑念を忘却せしむ。火をつければ、汝の生活の一切の煩悩、事業上の一切の煩悩、障碍、これらすべてろうろうと清らかな煙の風とともに消えゆく。ただ、かるくみやびな白檀のなごやかさ、静かさだけをのこし、空中をゆっくりとただよいゆく・・・。
   これ、すなわち、極品百年老檀。


   「北京・聖壇香蝋有限会司」