諸葛亮舌戦群儒  拓本
品番:TUO-102
  120cmx44cm
価格:¥3.980 「税込」 在庫2
  

諸葛亮舌戦群儒 「しょかつりょう ぜっせんぐんじゅ」



三国志にもっとも生々しく描かれた人物の一人は諸葛亮(孔明)である。
 孔明は三国時代の鬼材である。彼は劉備に仕える前に、天下の形成を良く分析できていた。それまで負け続けていた劉備に「鼎足」の策を献じた。それは三顧の礼で有名な「隆中の対策」である。彼はこう言った。「曹操は天の時を得て、天子を押さえて北を統一している。それに匹敵することができない。孫権は親子三代にわたって江東を治め、長江の天険を持ち、それに匹敵することも出来ない。残りは荊州と益州であり、それを手に国を建てるのである」。
 その策は見事に的中し、後に劉備は益州と荊州の半分を手に入れ、蜀の国を建てられたのである。そして曹操を倒すにも、孔明には見事な策略があった。「舌戦群儒(ぜっせんぐんじゅ)」を実施する。舌戦とは、「三国志演義」の中でもしばしば見受けられる、互いの知をぶつけあう文官たちの熱き戦い。強大な魏軍の侵攻に立ち向かうため、“孫権”と同盟を結ぶべく呉へ赴いた蜀の軍師“諸葛亮”が、降伏派の参謀たちを次々に論破し、呉の君主“孫権”に開戦を決意させた“赤壁の戦い”開戦のきっかけともなった「舌戦群儒」は数ある舌戦の物語でも特に有名だ
当時の劉備の力では曹操を倒すのは無理であると孔明は判断し、そして「時になれば、荊州より大将を出し、洛陽をねらうと同時に、益州から別働隊を出し、長安より敵を牽制する」という勝利方程式があった
  


諸葛亮舌戦群儒  拓本



諸葛亮舌戦群儒  拓本