品名:蘇東坡 赤壁懐古(せきへきかいこ) 拓本
品番:TUO-32
サイズ: 67cmx36cm
価格:¥3.500「税込」 

大江東去  浪淘尽  千古風流人物
故塁西辺 人道是 三国周郎赤壁
乱石穿空  驚涛拍岸  巻起千堆雪
江山如画 一時多少豪傑

遥想公瑾当年 小喬初嫁了 雄姿英発
羽扇綸巾 談笑間  檣櫓灰飛煙滅
故国神遊  多情応笑我  早生華髪

人生如夢  一尊還酹江月

大江は東に去り 浪は淘い尽くす 千古風流の人物を
故塁の西の辺り 人は道う 是れ三國の周郎の赤壁なり と
乱石は雲を崩し 驚濤は岸を拍ち 捲き起す 千堆の雪
江山は画の如し 一時 多少の豪傑ぞ

遥かに想う 公瑾の当年 小喬 初めて嫁し 雄姿英發せるを
羽扇 綸巾 談笑の間に 檣櫓は灰と飛び煙と滅えぬ
故国に神を遊ばせ 多情 応に我れを笑うべし 早くも華髪を生ぜしと

人間は夢の如し 一尊もて還お江月にそそがん

大江は東へと流れ去り、千年も昔からの優れた人々を洗い尽くしてしまった。
人の話では、あの古い砦の西の辺りこそ、かの三国時代の英雄周瑜が活躍した赤壁の遺跡であるとか。
見ると、乱立する岩は雲を突き崩し、逆巻く怒濤は岸を叩きつけて、無数の雪の山を巻き上げている。
山も川もまるで絵のようだが、当時あんなに沢山いたはずの豪傑達は、今どこへ消えてしまったのだろう。

思えば周瑜は年若く、まだ小喬と結婚したばかりで、容姿凛々しく才知溢れていた。
そして羽扇を手に、青い絹の頭巾をかぶって、悠々と談笑をしている間に、敵の兵船はことごとく灰となって飛び、煙となって滅してしまったのだ。
その古跡に立って茫然と我を忘れている私を見て、他人はきっとあまりにも感情的になり過ぎるからそんなに早く白髪になったのだろうと笑うに違いない。

まあ人の世は夢のようなもの、まずは江上の月に向かって一樽の酒を注ぎ、神霊を奉る事にしよう。