品名:空海:風信帖
品番:TUO-44
サイズ: 133cmx31cm
価格:¥3.900「税込」在庫7

「風信帖」(ふうしんじょう)は、真言宗の 開祖である空海(774~835)が、天台宗の開祖である最澄(767~822)に宛てた手紙3通を集めて1巻としたもので、1通目の書き出しが「風信雲書」で始まるところから、「風信帖」と呼ばれています。 この拓本は1通目だけです。
          

風信帖  空 海

風信雲書自天翔臨
披之閲之如掲雲霧兼
恵止観妙門頂戴供養
不知攸厝已冷伏惟
法體何如空海推常擬
隨命躋攀彼嶺限以少
願不能東西今思与我金蘭
及室山集會一處量商仏
法大事因縁共建法幢報
仏恩徳望不憚煩勞蹔
降赴此院此所々望々忩々
不具 釋空海状上
 九月十一日
東嶺金蘭 法前
謹空

空海:風信帖

風信雲書、天より翔臨(しやうりん)す。之を披(ひら)き之を閲(けみ)するに、雲霧を掲(かか)ぐるが如し。兼ねて止観の妙門を恵まる。頂戴供養し、厝(お)く攸(ところ)を知らず。已(すで)に冷(ひやや)かなり。伏して惟(おもん)みるに、法體(ほつたい)何如(いか)に。空海推(うつ)ること常なり。命(めい)に隨ひ彼(か)の嶺(みね)に躋攀(せいはん)せんと擬(はか)るも、限るに少願を以てし、東西すること能はず。今、我が金蘭及び室山と一處に集會(しふゑ)し、仏法の大事因縁を商量し、共に法幢(ほふどう)を建てて仏の恩徳に報いんと思ふ。望むらくは、煩勞を憚らず、蹔(しばら)く此の院に降赴(かうふ)せよ。此れ望む所、望む所。忩々(そうそう)不具 釋空海 状(しる)して上(たてまつ)る。
                     九月十一日
東嶺金蘭 法前
     謹空