品名:山居秋暝「さんきょしゅうめい」:王維
品番:TUO-89
      66cmx65cm   
価格:品切



盛唐の詩人(701年~761年)字は摩詰。太原祁県(現・山西省祁県東南)の人。進士となり、右拾遺…尚書右丞等を歴任。晩年は仏教に傾倒した
   山居秋暝「さんきょしゅうめい」:王維  五言律詩

空山新雨後    天気晩来秋  明月松間照      清泉石上流
      竹喧帰浣女   蓮動下漁舟   隨意春芳歇    王孫自可留 
      

 秋の静かなもの寂しい山(空山)に、サアーッと雨が降り(新雨)、そして上がったばかり。雨上がりのあと、澄んだ気配(天気)は夕暮れにいよいよ清らかに、
秋らしくなる。松の葉ごし(松間しょうかん)に照る月の光(明月)。石の上(石上)をサラサラ流れる清らかな泉の(清泉)流れ。

竹林の向こうににぎやかに(喧しく)話し声が聞こえて院女(かんじょ・川で洗濯する娘)が帰ってゆき、入江の蓮(はす)が動いて、
漁舟が川を下ってゆく。此の山居の様はかくのごとくすばらしいから)春の花は勝手に(随意なり)散ってしまうがよい。
王孫は春の草花(春芳しゅんぼう)が枯れ尽きよう(歇やむ)と、そんなことはかまわずここに留まるだろう

山居秋暝: 王維  拓本