※この爪飾りは、西太后が、実際用いたもの。表面に菊の花と「如意結(自在結び)」と呼ばれるひもを、特定の形に結んで 作った吉祥図案を配している。 西太后が長く伸ばした爪に爪飾「正確には護甲」をつけていた姿は、各種の写真や肖像画により確認することが出来る。 銀の爪カバー(西太后使用) 清:後期(十九世紀末) 長さ: 五・八cm 承徳避暑山荘博物館