品名：年画　「老鼠娶親」　　喜
品番：NEN-150　
サイズ：縦34.5ｃｍＸ横48ｃｍ「紙」
サイズ：縦21ｃｍＸ横35ｃｍ「版画部分」
材質：宣紙
価格：　￥480「税込」　在庫9枚
産地：中国・山東

※版画ですので、色むらや色の飛び散りがある物がありますが、了承ください

※裏打ちして額等に入れると得難いインテリアになりますよ

老鼠娶親（ねずみの嫁入り）

※この絵柄は元々民間につたわる物語に基ずくものである。　ある鼠夫婦に綺麗な娘がおり、適齢期になっていた。娘は暗い洞穴で育ち外の世界を恐れていた。そこで親鼠は同じ生活をさせたくなく、権勢のある人に嫁がせたいと思い、そこで太陽のところにいった。申し出を聞いた太陽に「私は駄目です。隠されてしまうあの黒い雲が怖い」といわれた。親鼠は黒い雲の所に行った。雲は今度、「吹き飛ばされる風が怖い」という。そこで親は風を探して行ったら風は「立ちはだかる壁が怖い」という。そこで親は壁を探した。すると壁もまた「鼠が来て穴を開けるのが怖い」というので、親鼠は考えた。我々は皆猫が怖い！！。　すぐさま猫のところに行き「私の娘の婿になってくれないか？　あなたがいれば何も恐れない」　と。　猫はその申し出を聞いて喜び、正月二十五日の夜、祝言を挙げることになった。　夜になって旗を掲げ、ラッパを吹き、銅鑼を鳴らして花嫁は刺繍の有る花車で担がれて送られたが、猫は新婦が花車から下りるのを待たずして新婦を飲み込んでしまった。　　この物語は人々に「娘のいる者は無理してまでも高貴で高官などの権威ある家柄に嫁がせることはない」と説いている。