品名:扇子「表・清明上河図  裏・難得糊塗」
品番:SES-6
サイズ: 長さ 約33cm 開約58cm
価格:¥1.800 「税込」在2
中国 北京製 
※材質 竹 布紙 箱は有りません

清明上河図「せいめいじょうかづ」

北宋時代の清明節(春の墓参りの頃)の開封の庶民生活を生き生きと描いた『清明上河図』は、北京の王府井や上海の南京街の賑わいを彷彿とさせます。宋代には、「青苗法」などで農民の税負担を軽減しましたり、、印刷、羅針盤、火薬など世界に冠たる発明がありました。「科挙」で文官政治を中心とし、また宋代の陶磁器は時代を反映しています。「民」「科学」「教育・学問」「商工業」を重視して、国家も人々も、蓄財と消費をうまく均衡させていた時代ではないでしょうか。




※「難得糊塗(なんだふーとう)」というのは、18世紀清時代の画家であり書家であった鄭板橋(ていはんきょう)が好んで書いた自作の詩の題である。糊塗は、間抜けのことで、「愚かであるのは難しい」という意味になる。「聡明(そうめい)であるのは難しい。愚かであるのも難しい。聡明から愚かに転じるのはもっと難しい」というのが詩の本文で、聡明と愚かの使い分けを説いている。これを座右の銘にしている中国人は多い。