卵絵「たまごえ」 中国民間工芸
中国では、明清の時代に、民間で何か祝い事のある日、万事めでたく順調に進めるように、赤い卵を贈り合う習慣になりました。
その後、商売人は卵に動物や花などの図案を描きあげて発売することになりました。卵絵とは卵「鶏、鴨、ガチョウ、蛇、ハト、
ダチョウなどの卵」で鮮やかな絵を描くエッグアートです。卵絵は、清の時代の江蘇、湖南、北京の各地で流行しました。
しかし現在では殆ど廃れてしまい、中国に行っても手に入らなくなってしまいました。
製造のプロセス
@ 卵の横側か一端に小さい孔をあけます。
A 卵の中身を取り出します。
B 卵殻に絵を描いたり、図柄を透かし彫ったりします。
C できたものは、シルクを貼った紙の板かマホガニーで作った台に貼り付け、グラスカバーをかぶせます。
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