竹簡・木簡・石簡 中国工芸品
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竹簡(ちくかん)は、後漢の蔡倫によって紙が発明される前の記録用具として使われたのが竹簡です。木で作られたものを木簡という。紙以前の書写材料として動物の皮・骨、粘土板、石、貝殻、青銅、竹、木、帛(はく、絹布)などが使用されました。
中国では竹に文字を書いた竹簡が主流で、単に簡といえば竹簡を指す。しかし黄河流域以北で木簡も広く用いられた。漢代の木簡はその長さや幅は必ずしも一様ではなく、長い物・短い物・・厚い物・薄い物等々色々であるが、一般的にはほぼ長さは数十cm前後で幅も1cm前後である。中国各地から戦国秦漢時代の竹簡が多量に発見され、この竹簡を鞣し革や麻糸で繋ぎ合わせたものが竹簡書であり、古代書籍の一形態である。この綴じ糸の鞣し革が切れる程何回も易を読み返して勉強したと言う故事が、孔子の「韋編三絶」である。歴史に名を留めることを「名を竹帛に垂れる」といいうが、名が竹簡や絹に記され、残ることを表現してたものである。編むことを「書を編む、編集」といい、編まれた簡を「一編の書」といい、編まれた書を巻いたものを「一巻の書」という。また簡をヒモで束ねたものを「一冊」と言う。
以上は竹簡・木簡・のおおまかな説明であるが、ここに載せている、竹簡等はもちろんレプリカとして、作ったものである。インテリアとしても最適で、私が中国の友人の会社で見たものは、特注で作ったそうだが、この倍の大きさで、2.5メートルの板に貼り付けてあり、彼の社長室に掛けてあったが、とてもカッコ良かった、なんだか彼が偉そうに見えたネ。 「下記の作品は単に竹片に文字や絵を描いたのではなく、総て竹片を彫ってそれに色付けしたもの」
竹簡・木簡・石簡 中国工芸品